URLについて学ぼう！

URLを通してインターネットの基礎を学んでみよう

皆さんはURLという言葉についてどれくらい知っていますか？

大まかにインターネット上の住所とか英語の文字列だとか説明することはできると思います。ですがURLは細かく分割でき、分割されたそれぞれに名前がついていることはご存じでしたか？？知っていた方も知らなかった方も本記事を通してURLについて再確認もしくは新しく知っていただけたらなと思います。

それではいってみましょう！！

因みに前回IPアドレスやネットワークの基礎をお話ししました。今回の説明の参考になるかもしれないので良ければ……！

前回の記事はこちら。

URLとは

そもそもURLの定義とは何でしょう？

URLとは

Uniform Resource Locator（ユニフォーム リソース ロケータ、URL）または、統一資源位置指定子（とういつしげんいちしていし）とは、インターネット上のリソース（資源）を特定するための形式的な記号の並び。wwwをはじめとするインターネットアプリケーションにおいて提供されるリソースを、主にその所在を表記することで特定する。なお、ここでいう、「リソース」とは、（主にインターネット上の）データやサービスを指し、例えばウェブページの保存場所や電子メールの宛先といったものがそうである。

引用：「URL」（2021年1月5日 (火) 05:31）『ウィキペディア日本語版』。

要点を言えばやはりURLとはインターネット上の住所なのです。では前回の記事でお話したIPアドレスと役割が全く同じじゃないかと思った方も多いと思います。正直に言ってしまえばIPアドレスとURLは同じものなのです！

IPアドレスとは

前回具体的には説明していなかったので少しだけ…IPアドレスはインターネット上の住所であり、32ビットで表される数列のことで2の32乗（4,294,967,296）通り存在する。（IPv4の場合）

例を挙げると　10101100/11011001/00011010/00000011　このような数字がIPアドレスとなります。これをスラッシュで分けた8つごとに10進数変換すると　172 .21.26.3　が得られますが、これもIPアドレスで多くの場合こちらの表記が標準で使われます。このほかにもサブネットマスクなど様々なオプションが付きますが基本的にはこれがIPアドレスのすべてです。

余談になりますが、IPv4において2の32通りのIPアドレスを作れるわけですが（厳密には違いますが…）なんとアドレスの枯渇が結構前から話題になっています。なので最近のサイトであったりはIPv6という新しい規格での通信を行っていたりします。

ここまで学んでみると数列のIPアドレスと英語の文字列のURLでは一見関係がないように思えてしまいますね…( ;∀;)

DNSサーバー

文字列と数列を結びつけるのがDNS（Domain Name System）です。簡単に説明すると全世界のホスト名（ここでいうURL）とIPアドレスの対応関係を効率よく管理するデータベースシステムのことです。ユーザーが任意のURLを入力するとDNSサーバーがそのURLに対応するIPアドレスを探索し知らせてくれるというものなのです。

因みに先ほど　172 .21.26.3　というIPアドレスについて考えましたがこれをURLを入力する欄にいれてみるとどうなるでしょうか？？
もし良ければ実際にやってみてくださいね！Googleの検索ページが出てくるはずです。ここからもIPアドレスとURLは同じように扱われていると分かりますね。ほかのページのIPアドレスについて調べたい場合はコマンドプロンプトでnslookupコマンドを使用すれば簡単に調べられます。詳しいことについては”nslookup”と調べるとよいでしょう。

最後に

今回はURLとIPアドレスについてお話させていただきました。細かく言えばURLはhttpやhttpsというアプリケーション層のプロトコルを設定したりローカルホスト名やFQDNなどに細かく分けることも可能なのでやはりIPアドレスとは少し違うところもあるのです…www（world wide web）についても詳しくお話ししたかったのですがまた次回にしますね！

ここまで読んでいただきありがとうございました！