先月、僕が塾経営を始める際にお世話になった沖津さん(https://twitter.com/ryosuke_okitsu1)が主催するコーチング研修に行ってきました。子供との関わりが多い僕にとって非常に重要な内容でしたので共有させていただきますね。是非、子供をお持ちの方、子供との関わりが多い方は参考にしていただけたらと思います。
スポーツなどで、よくコーチという言葉を耳にしますよね。コーチング(coaching)とは運動や勉強などの指導をすることです。
会社ではよくコーチングという言葉が浸透しており、部下の仕事の成果が上がるように対話によって自らの’気づき’を引き出し、自発行動を促すためのコミュニケーションスキルを指します。
これを教育界にも取り入れたのが今回の「教育×コーチング」でした。
ズバリ、授業の質向上と、人間力形成にコーチングが有効だからなんです!
授業では知識を教えることが前提です。しかし、生徒自身が主体的に学ぶ環境にすることができればさらに授業としての質が高まるのです。
想像してみてください。いやいや算数のドリルを取り組む子と自ら興味を持って取り組む子。どちらが高い学習効果を持つかは明白です。そのためにも子供が意欲的になり、もっと学びたいと思えるような教え方、すなわちコーチングが必要になるんです!
コーチングは自らの’気づき’を引き出すコミュニケーションスキルです。これを磨くということは当然僕たち教える側だって成長するんですね。生徒とスタッフの相乗効果が期待できます!!!
では、コーチングの例を一緒に見てみましょう。
相手の気づきを引き出すためにWhy(どうして)という質問が有効です。しかしWhyは使い方が大切です。
例えば「何でやりたいの?」は良いですが、「何でやったの?」はだめなんです。
さらに 「何でやりたいの?」は良いですが、「何でやりたくないの?」はだめです。
過去の出来事や、否定的な内容にWhyを使うと詰問(きつもん)になり、生徒が窮屈に感じてしまいます。
こんなような気づきに円滑につながるテクニックがたくさんあるんです!
コーチング、奥深いですね…!
以上、コーチングってなあに…という話題でした!
コーチングという言葉の説明についてのおはなしをさせていただきました。コーチングってめちゃくちゃ面白くないですか???
学校に通うと教え方がうまい先生とそうでない先生がいますよね。みんな採用試験を突破し、教員免許を取得しているのにどうしてこんなに差があるんでしょうか。
それはどうやったらうまく教えるかの授業がないからです。正確には、文字に起こして体系的にこうしたら教えるのがうまくなるみたいな授業がないんです。
教えるのがうまい人(ほとんどはある程度経歴を積んだ方々)はみな自分なりに教え方を日々工夫しています。こういう教えるのがうまい人たちが暗黙のうちに身につけている教え方の知識を暗黙知と呼びます。
ちなみに僕の大学ではこの暗黙知を理論化(公式や定義のようにみんなにわかるようにする)することを研究しています。面白いですね笑
一方、生徒が自発的に学ぶようになる指導をするのがコーチングです。また、教え方がうまい先生のもとの生徒はみな学に興味を持ち、自ら学ぶ子が多いです。
暗黙知に近いことをしているのがコーチングかもしれませんね。
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生徒自身での学びを刺激するのも教える立場の義務ですね。楽しい学びをもっと提供できる人になります。