「一年の計は元旦にあり」
この元旦というのは「1月1日の朝」という意味です。
「元」が初めを、「旦」が朝を意味するのです。ご存知でしたか?
というわけで「元日」が1月1日を意味します。
1月1日は年の始まり。初詣や初夢、たくさんの”初”があります。素晴らしい1年を過ごすためにも、この元日にまつわる話をよく理解して新しい1年、気持ちの良いスタートを切りましょう!
いきなりですが「初夢」というのは大晦日の夜から元日にかけて見る夢ではなく、元日から2日にかけて見た夢とする説が一般的です。
さて、この初夢について「一富士、二鷹、三茄子」という言葉をみなさん聞いたことがあるかと思います。
それぞれの意味は以下の通り
富士・・・「無事」にかかっている
鷹・・・「高い」にかかっている
茄子・・・事を「成す」にかかっている
これらは初夢に見ると良いとされている物ですが、実は続きがあるんです!
それは「一富士、二鷹、三茄子、四扇、五煙草、六座頭」です。
「四扇、五煙草、六座頭」は一富士、二鷹、三茄子に対応しているという説があります。
富士、扇・・・末広がりで子孫や商売などの繁栄
鷹、煙草の煙・・・上昇するので運気上昇
茄子、座頭・・・毛がないので「怪我ない」と洒落て家内安全を願う
「悪い初夢を見てしまった!今年は最悪の1年になるかも…」とそんな時、大丈夫です。そんな時にも対処法はあります。
みなさん「獏(バク)」という生き物をご存知でしょうか。これは中国にて古来より伝わる架空の生き物で夢を食べるとされています。悪い初夢を見てしまった場合にはこのバクに夢を食べてもらいましょう!
その方法としては夢を見た翌朝、宝船の帆に「獏」という字を書いて川に流したり土に埋めるのです。
ちなみに、獏が悪い夢を食べてくれた後はその悪夢を二度と見なくなるそうです。
初詣は、深夜、除夜の鐘を聞いてから、地元の氏神様(うじがみさま)にお参りする行事ですが、かつては除夜に参拝して一度家に帰り、元旦にまた新たに参拝をしていたようです。
今では、除夜詣と初詣を一緒に済ませてしまうことが一般的です。
結論から言うと、どちらでもOKです!!!
明治時代以前は神社とお寺の区別を厳密にはせず、共に信仰の対象とする「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」という考えがありました。神社の場合は「神様」お寺の場合は「仏様」が祀られています。初詣をどちらに行くか、信仰上の理由によって区別をする人もいますが多くの方はどちらに行っても良く、両方に行っても良いのです。
私はかつては近所の神社に友人と行っていましたが、昨年は名古屋市にある熱田神宮に行きました。
いかがでしたか?
1月1日は初詣に行き、良い初夢を見て素晴らしい1年のスタートを切ってみてはいかがでしょうか!
とは言え、現在猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症のため初詣に行くのは難しいかもしれません。
もし出かける方はしっかりと対策をとってお出かけください!
[…] 元日:1月1日成人の日:1月の第2月曜日建国記念の日:政令で定める日春分の日:春分日昭和の日:4月29日憲法記念日:5月3日みどりの日:5月4日こどもの日:5月5日海の日:7月の第3月曜日山の日:8月11日敬老の日:9月の第3月曜日秋分の日:秋分日体育の日:10月の第2月曜日文化の日:11月3日勤労感謝の日:11月23日天皇誕生日:12月23日 […]