ウユニ塩湖を目指す南米旅#1　準備〜出発

大学の親友とめちゃくちゃな旅程でウユニ塩湖に挑む

４年間の大学生活と１年間の交換留学を経て，ようやく学部生が終了しました．

かねてより行ってみたかったウユニ塩湖に卒業旅行として，大学で一番仲が良かった友達と行ってきました．行った時期は卒業旅行シーズンの3月！ウユニ塩湖は雨季なので鏡張りの絶景が見れるのでないかと期待を膨らましていきました．

ハプニングだらけの私たちの旅程はモデルコースには程遠いですが，もしよろしければご参考に！

友達もブログを書いており、友達の視点でも楽しみたい方はこちらからどうぞ。

準備

航空券

ウユニ塩湖があるボリビアの国際空港であるラパス空港には，日本から行くには2~3回飛行機を乗り継いで行く必要があります．ヨーロッパ経由で行く人もいますが，大抵の人はアメリカまたはメキシコ経由でボリビアに行くのではないでしょうか．

私たちが一番最初に買った航空券は，成田→ロサンゼルス→メキシコシティ→ラパスでした．

この航空券を買って１週間後に大変なミスに気づきます．なんと，世界にはラパス空港という名前の空港が２箇所あるんです．メキシコのラパス空港(LPA)とボリビアのラパス空港(LPB)です．当初，メキシコシティからラパス空港(LPA)の値段が15000円程度で行けたので，お得！と思って買ったのですが，空港が違いました．（本当にばか）

結局，メキシコシティからの航空券を買いなおして，成田→ロサンゼルス→メキシコシティ→ボゴタ→ラパス(LPB)という形で飛行機に乗ることになりました．行きの飛行機代は，間違えて買った分を含めて16万円くらいです．

旅程

大まかな旅程はこんな感じです．

友達は，日本に帰らなきゃいけない日にちがあるので帰りはラパスでお別れ．私はそのままエジプトによって日本に帰ることにしました．

トランジットを有効活用し，メキシコシティで1泊することにしました．私はアボカド料理が大好きなのでメキシコでは主に食べ物目当てで観光します．トルティーヤにタコス，ワカモーレなどいっぱいあってワクワクします．加えてメキシコのプロレスを見に行こうとしたのですが，曜日が合わずこちらは断念．もう少し長く滞在できたら見に行きたかったです．

ボリビアでは，ウユニ塩湖に行くこととルレナバケのアマゾンツアーに行くことを目的にします．

持ち物

計画上あまりホテルに泊まれないことはわかっていたので，スーツケースではなくバックパック1つで行くことにしました．持ち物一覧です．

• 現金40000円と620ドル
• クレジットカード３枚
• Tシャツ４枚
• ズボン（ジーパン２枚、ジャージ１枚）
• 下着４セット
• 水着
• ジャケット
• レインコート
• パーカー
• タオル３枚
• 帽子
• 歯磨きセット
• 眉毛整えるセット（⇦本当に要らなかった）
• コンタクトセット
• マウスピース矯正セット
• 財布4つ（ダミーも含めて）
• 防水ポーチ
• 水筒
• エコバック
• 薬（下痢止め、喉用、高山病予防薬）

全て機内持ち込み荷物なので、重量を減らすために洋服は最低限で着回しをします。ズボンには丈夫なジーパンを持って行き、Tシャツは汚れたら現地で捨てていくスタイルです。

さまざまな国に行くので、米ドルに両替して持っていきます。カードが必ずしも使えるとは限らないので、余裕を持って10万円分換金しました。

もっていった方がよかったなと思ったものは、石鹸とシャンプーです。日本のホテルと違い、海外のホテルは基本的に置いてないことが多いことを失念しておりました。友達に借りてなんとかなりましたが、一人旅だったらずっと臭いままで過ごすことになってました。

逆にもって行かなくてよかったものは、眉毛整えるセットです。なんでカバンに入れたのかわからないのですが、本当に要らなかったです。これのせいで手荷物検査で毎回引っかかり、成田空港ではカミソリを、ボゴタ空港では小さいハサミを没収されました。5つあった道具が旅が終わる頃には3つに減ってしまい、僕の眉毛はもう整えることができません泣。

出発当日

出国拒否！？

13時ごろに友達と成田空港に待ち合わせをしてました。

友達は前日に熱があったようで、とても辛そうでした。この過酷な旅に耐えられるのか普通に心配になりました。

いざチェックイン！と思いきや、なんとアメリカを経由する時でもESTAかアメリカビザの申請が必要だというんです。2人揃ってちゃんと必要書類を確認していなかったため、もちろん申請しておらず、、、

すでにチェックイン最終時刻の30分前だったので、すぐに申請を試みるも間に合わず、せっかく買った航空券はおじゃんに。

格安航空券を買っていたのでもちろん返金はありませんでした泣

しょうがないのでとりあえず成田空港でうどんを2人で啜り、自分たちが乗るはずだった飛行機を見送りました。うどんなんも味がしなかった、、、

作戦練り直し

メキシコシティからの航空券はすでに買っているため、なんとしてもメキシコシティにいかなくてはならない！

友達の体調が良くなかったので、成田空港近くのホテルに行き、作戦を練り直します。

ちなみにESTAの申請は、申請後2時間くらいで通りあとは航空券を買うのみになりました。

色々ネットで調べてみるとなんと同日の夜9時からサンフランシスコ経由でメキシコシティに行けるチケットがあるではありませんか！しかも残り3席。

Kiwiというサイトで買えるようだったので急いでサイトをクリック。個人情報を入力し、カードで支払いを試みるも、、、

「お支払いができませんでした。カード情報を確認してください。」

ゑ？！

5枚くらいカードを試してみるも、支払いができない！

このkiwiという格安航空券のサイトは支払いができないバグがおおく、仮に買えたとしてもチェックインの時に予約ができていなかった人もいるという、ちょっと粗悪なサイトなんです。

残り席数もわずか、かつ、購入期限も残り30分に迫ってきて真剣に焦ります。

Kiwiで買えないなら、成田からサンフランシスコとサンフランシスコからメキシコシティのチケットを別々のサイトで取ればいいのではないかと思いつき、すぐさま実行。

息が詰まる思いで個人情報を入力し、カード情報を入力し、、、

なんとか支払いが完了！チケットを取ることに成功しました！！！

この時は本当に嬉しくて友達と熱いハグを交わしました。これがこの旅の初めての大喜びです。

結局、ラパス行きの航空チケットは成田→サンフランシスコ→メキシコシティ→ボゴタ→ラパスとなりました。ミスの分も含めて総額は27万円程度。LCCで買った割には割高になってしまいました、、、

もう一度成田空港へ

成田空港にそのまま舞い戻ります。

たまたまESTA の申請忘れの時と同じチェックインカウンターだったので同じお姉さんが対応してくれました。

機内持ち込み荷物の重量をオーバーしていたのですが、2回もチケットを買っているという恩赦からそのまま乗させてもらうことに。本当にありがとうございます、、、

無事に出国審査を通り、手荷物検査で眉毛整えるセットの道具の１つを没収され、飛行機に乗り込みます。

ようやく日本から出発できて一安心。ほんとによかったです。

皆さんはアメリカに行く時は必ずEsta の申請をお忘れなく。とんでもない目に遭います。

では次回サンフランシスコ編です！