前回の記事はこちらから。
またまた4時間の飛行機移動を経て、世界一標高の高いラパス空港に到着しました。時間は3/9の夜中の2時。ボリビアでは車をレンタルしていろいろなところに行こうと考えていたので、空港内のレンタカー屋が開く朝の6時まで空港で待機します。
ボリビアには6日間滞在するのでさすがにSIMカードを購入。一階にあるお店で、6日間unlimited で2000円ちょっとだった気がします。
コロンビアで飲んでいた高山病予防薬の副作用で顔や手足が痺れ、ちょっとダウン気味になりながら空港のカフェで過ごしました。
メキシコで米に水没したスマホを入れて乾燥させていたのを覚えてますか?その記事を読んでいない方はこちらから!
いざケーブルに刺して携帯の復活を試みます。
ケーブルを用意して、そのままスマホへ差し込むと、、、
ぽんっ
なんと、充電ができました!!!!この旅のなかで2度目の大喜び!ありがとうメキシコのArrozニキ!!
ことなきを得ました。
さて朝の6時になり、空港内のレンタカー屋、EuropRentacarに向かいます。が、またまた問題発生。
なんと店が開いてないじゃないですか!前日からメールで細かく連絡を取り合っていて、朝の6時に来てくださいとも言われてたのにもぬけの殻です。
早速文句の電話をかけます。ラパスもスペイン語圏ですが、ここのレンタカーの人は英語が喋れたのでガン詰します。向こうの言い分としては、貸せる車がなくなったとのこと。にしても、店に来ないのは違うんじゃないかと思いましたけどね。
結局、電話は途中で切られてしまい、代わりの車は借りられず、、、
空港内にあるもう一つのレンタカー屋に電話をして、車を借りれないか聞いたところこちらもオートマチック車が出払っているとのこと。
せっかく国際免許も取得してきたのに車を運転できませんでした。
友達は海外で運転できる機会を逃してとても悔しそうにしてましたが、僕は10時間越えの運転をできる気がしていなかったので内心安心してました。ごめんよ友達。
本来なら車でルレナバケもウユニ塩湖も行く予定でしたが、ルレナバケにはバスかタクシーで行くしかなくなりました。
ラパスからルレナバケにecojet が出している飛行機はあるのですが、月水金しか運行しておらず、飛行機は断念。(ちなみに3/9は土曜日でした。)
インフォメーションセンターの人にルレナバケにどうやったらいけるか聞き出し、バスか乗合タクシーがあるよと教えてもらいました。
予定としては3/11(月)にはラパスに戻り、ウユニに行かなくてはならないので、次のような計画にしました。ちなみに、めちゃくちゃきついです笑。
そうとなればバスのチケットを確保しに行きます。最初にウユニ行きのバスチケットを買いに、Terminal de Buses La Pazへ向かいます。バスターミナルの見た目は写真のような感じで、中に複数のバス会社があります。
早速、値段交渉開始です。
色々な会社を回って大体の相場が100ボリ(2000円くらい)であることがわかりました。そして、基本的に夜の9時に出発し朝の6時に着く夜行便が主流です。しかし、短期周遊型の僕たちは昼行便で行ける会社を探し、値段交渉の末80ボリでチケットを購入できました!
僕たちが購入したお店の外観はこんな感じです。
3/11の14:30発のバスで2階の1番前の席を取りました。この時は適当に2階の1番前を選んだのですが、この手のバスは2階の1番前の席が1番人気だそうです。
さて、次に教えてもらったTeminal de Buses Minasaという場所に行きルレナバケ行きのバスを探します。
古い記事を読んでバス会社の場所を頑張って探しますがありません。街の変遷が早いようです。
ラパス市内はバカみたいに坂道が急で、その上酸素が薄く、排気ガスが蔓延しているので街を歩くのは本当に苦しいです。ところどころ休憩を挟み、街の人に聞き回りながらバスのチケットを買える場所に辿り着きました。
2024年現在、地図ではここになります。
バスの出発時間を確認するとなんと夜行便しかありません。そして到着時刻は次の日のお昼頃。私たちは次の日に目いっぱい遊びたかったので、次の日に到着するのは論外なためバスは諦めます。
最後の希望である乗合タクシーを探しに行きます。場所は最初に教えてもらったTeminal de Buses Minasaというところ。そこに行くと、どこに行くんだとめちゃくちゃ詰め寄られます笑。ルレナバケと叫ぶと、おじちゃんが案内してくれました。
出発はなんと30分後で、到着は同日の夜9時ごろ!値段も200ボリでいいと言ってくれ、即決しました。
乗合タクシーなので、僕たちの他に乗客が3人いました。ようやく計画通りにルレナバケに行けそうで一安心。乗合タクシーに乗ってお昼の12時に出発しました。
さて、ご存知ない方も多いと思いますが、ラパスからルレナバケへ行く道はデスロードと呼ばれています。
途中にある、North Youngus Roadは崖っぷちに作られた道で昔は年間200人以上が転落死をしている有名な道です。道端にはたくさんの十字架が置かれており、その悲惨が伺えます。
今では隣に新しいバイパスができ、危ない道を通る必要は無くなったためだいぶ安全になりました。が、ルレナバケへの道は舗装されていないところもありメチャクチャな悪路です。
これに9時間耐えて行きます笑
さて、ラパスとルレナバケのちょうど中間あたりのパロス・ブランコスで突然降ろされます。え!?と呆気に取られてる僕たちを横目にドライバーはバイバイ〜といって帰っていってしまいます。
なんと乗合タクシーは直でルレナバケまで行ってくれるわけではなかったのです。途中でタクシーを乗り継ぎながら行くスタイルのようです。
現地のお姉さんに待っててねーと言われて待つこと15分。本当に次のタクシーに乗れるのか不安でいっぱいになっている時に、次のタクシーに案内されます。本当によかった;;
無事出発です。
なんと、乗り継ぎは1回ではなく2回だったようです笑
もうここまでくれば驚きません笑。降ろされた場所は、ユクモ。
現地に着くとすぐにルレナバケ行きのお客を探している運転手に拾ってもらいます。もうすでに20時を回っていたので夜ご飯をそこで食べてから出発します。
夜ご飯はバーベキューのチキンとポテト、お米がついてなんと10ボリ(200円)!破格の安さ笑
そしてとても美味しかったのです。
そのまま2時間ほどかけて乗合タクシーでルレナバケに到着しました。
なんとこの旅で初めて夜にホテルに泊まります。初の一泊です笑。
ホテルはLobo Hostel Rurrenabaqueというところ。すぐ近くに川があり、大自然を横目に泊まることができます。プールもついてます!2泊してお値段は1人2600円。安いですね。
虫が大量発生しているので、蚊帳の中に入って寝ます。人生初の蚊帳でした笑。蚊帳に入っていても心配なので、ありったけの虫除けスプレーを吹きかけ眠りにつきます。
ルレナバケに来た理由は、アマゾンツアーに参加するためです。
ブラジルのマナウスでアマゾンツアーに参加するのが一般的なのですが、ボリビアにもツアーがあります。そしてちょっとだけ安いです。
実はホテルに到着した夜に、ホテルの受付の人にツアーに参加したいと言ったらツアー会社の人と連絡をとってくれました。やさしい、、
疲れていたので値切り交渉も何もせず1人150ドルで1日のツアーをしてもらうことに!ツアーは英語です。
朝8時に迎えがホテルまで来て、そのままツアーに向かいます。
ツアー会社は写真の場所になります。WhatsApp の連絡先も載せておきます。
+59171279966
ルレナバケでツアーを行うのかと思いきや、なんとルレナバケから車で2時間移動します笑
もう長距離移動は慣れっこです。
向かう先はサンク・ロサ。
車で向かっている途中すでに様々な動物たちに出会えます。
1番最初に見た動物が車に撥ねられてしまったカピバラだったのですが、、、
次にナマケモノに出会います!ナマケモノを観れるのは本当にレア度が高いそうで、幸運だったようです。のっそーり木の上で動いていて可愛かったです。
ハゲワシや牛、バッファローなど車の中から眺めることができました。
目的地について、現地の入館料150ボリを払ったらようやくボートに乗ってアマゾン川ツアーの開始です。
ちょうど雨季の時期だったので、アマゾン川は乾季の時より6メートルも水面が上がっているとのこと。そのため水に浸かっている草木が腐り、ちょっと独特な匂いがしました。
ここの名物はなんと言ってもピンクイルカやピラニヤ、ワニ、リスザルです。
ピンクイルカは、息継ぎの時に一瞬観れるくらいで写真に収めることはできませんでした。特徴として、子供の時は体は全身灰色なのですが、成長するにつれ尻尾の方からピンクになっていくとのこと。最終的には頭は少し灰色が残り全身ピンク色になるんだそうです。実際、息継ぎしたピンクイルカを見ましたが、本当に下半身がピンク色でした!!
続いて、リスザル!この子達は本当にちょー可愛い!つぶらな瞳に小さい体が特徴です。
本当はダメですが、ガイドさんがクッキーを使ってリスザルを誘き寄せてくれて、頭の上や肩の上に乗せてくれました。
1匹持って帰りたかったなぁ。
次にワニ!このアマゾン川にはワニは2種類いるそうです。全身が真っ黒なペペと呼ばれるワニと、ちょっと模様が入っているワニがいます(ペペの方はローションペペで覚えたのですが、もう片方の名前は忘れてしまいました)。
ペペは全長5メートルのものもいるらしく、実際見てみると食べられるのではないかという迫力がありました。
この写真はペペじゃない方のワニです。
こちらはガイドさんが全長5メートルもあるペペに餌をあげて遊んでいる様子です笑
顔面に餌をぺちって放り投げててめちゃくちゃ面白かったです笑笑。
他にも様々な鳥がいました。オウムやペリカン、よくわからない鳥までいてまさに楽園のようでした。
あと亀ちゃんもいます!浮いてる木の上で日向ぼっこしている姿は可愛らしかったです。
そして最後にピラニア釣りに挑戦しました。しかし雨季はピラニアの赤ちゃんしかいないとのことで、結局釣れず、、、
ピラニア釣りに挑戦したい人は乾季に行くことをお勧めします。
ツアーは大満足!全部で10時間くらいのツアーでした。お昼ご飯も提供してくれて、余分に払うお金は一切なし!
もしルレナバケに行く勇気と気力がある方は、ぜひこのツアーを目当てに行ってみて欲しいです!!
そのままルレナバケへ帰宅し、夜ご飯を食べました。ボリビアはチキン料理がとっても美味しいのです。変な臭みもなく、日本のチキンより肉が柔らかい印象を受けました。
もう一晩寝たら、次はウユニに大移動をします!
次回、ユウニ編です!
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