松岡修造と聞いて皆さんはどんなイメージがありますか???
これらはすべて修造さんの名言です。何事にもひたむきで、ポジティブな言葉がたくさんの人を熱くさせます。
とにかく熱い男という言葉が似合う修造さんですが、今回は心理学的な観点で彼の素晴らしさを語ってみようと思います。
2015年にCCレモンのCMとして大流行した
「できる~できる~君なら出来る~♪」っていう歌があるんですが皆さん覚えていますか???
修造さんはこの歌の中でとにかく「君なら出来る」と視聴者を鼓舞してきます。なんだか見ている私たちも何かが出来るんじゃないかなという気持ちになってきますね。
実はこの自分なら出来ると思える状態のことを心理学では自己効力感と呼び、この感覚が学習意欲に非常に大きく影響します。
自己効力感がなぜ大切なのか、どのようにして高めるのかについてお話ししていきますね。
自己効力感が高い人は自分なら出来ると思っているので何事にも前向きで積極的に行動を行います。しかし、自己効力感が低い人は自分が何をやってもだめだと思い、挑戦することを避け、目標達成のための行動を取ることをしません。
子供の例だと算数で悪い結果を取った子供が自分には勉強が出来ないと感じ、算数はおろか他の科目なども勉強をする気をなくしてしまうことはまさに自己効力感が低下したことによる問題といえます。
自分なら出来ると思えると目標達成が容易になるのはもちろん、多少困難に感じることにも諦めず最後まで取り組めるようになります。
つまり、自己効力感を高めることは子供の成績向上に大きく貢献するということです!
子供自身で高める事も出来ますが、自己効力感を高めるのは親の出番です。以下4つの方法でどのようにして高めるのかについて説明していきますね!
自分自身が成功する経験を子供にたくさんさせてあげてください。そのためには無理な目標を設定しないことが大切です。
今、学校の国語のテストが70点くらいなら次は75点を目標にしましょう。そうやって達成しやすい目標を作ることで子供はだんだん「自分なら出来るんだ」と感じつことが出来るようになります。
また、たまには今までの成功した体験を子供と振り返ってみるのも有効です。子供の成長の記録と一緒に成功した体験を本人に思い出してもらいましょう。
二つ目は成功している人をたくさん見せてあげることです。他人の成功した所を見ることで自分にも当てはめる事が出来ます。
ただし、成功者はなるべく条件が本人と近い人を選びましょう。例えば同じ学校の友達とか、今やっている習い事の水泳での成功者とか、身近な親族の成功例などなど本人が自分と同化しやすい例を提示することが大切です。
「前跳び箱跳べなかったA君が練習したら飛べるようになってた…。僕にもやればできるようになるかも…!」
さらに、達成したことだけではなく過程などもなるべく見せてあげます。その人はどうして成功が出来たのか、どのような経緯があったのか、過程を見せることでより効力感が高められます。
そうです。修造さんです。君なら出来るととにかく伝えるのです。一見自分には困難に感じることでも、他者に期待されたり、前向きな言葉をかけてもらえると人は頑張ろうと思えます。
松岡修造さんになりきって熱い親になりましょう笑
自己効力感は気分がいいときに高まり、気分が悪いときに低まることが分かっています。
睡眠不足や偏った食生活、生活リズムの崩れは精神状態を悪くしてしまいます。本人が少しでも快適で健康的な生活が送れるように、規則正しい生活を促しましょう。
そのためにもなるべく同じリズムで生活が出来るといいですね。一緒にご飯を食べたり、眠りにつく時間を一緒にしたりできると理想です。(なかなか難しいとは思いますが...)
いかがでしたか???
修造さんは自己効力感を高めてくれるスペシャリストだったんですね笑
自己効力感は子供だけではなく当然読者の皆さんにも大きく関わることです。上記の内容を意識して自分自身の自己効力感も高めてより質の高い教育が子供に提供出来ると素敵ですね!
以上、松岡修造さんが心理学では最強な話…という話題でした!
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