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Author: こうすけ

【心理学】子供への褒め方、あってますか?

教育

子供が本当に成長するただしい褒め方
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「算数のテスト100点とってえらいぞ!」「さかあがりがで出来るようになったのすごいじゃない!」 

子供の成長を褒めるお母さんの台詞ですね。小さな成長を褒めることは素敵なことです。 僕自身もたくさん褒められて成長しました。でも、実はこの2つのセリフは教育的な観点でみるとあまり得策ではありません。

今回は子供が次につながるような正しい褒め方を紹介します。

褒めるべき対象は能力ではなく過程

子供を褒めるとき能力ではなく過程に注目して褒めてあげることが大切です。

つまり最初のセリフは「今日まで毎日算数のドリルを欠かさず取り組んですごいね!」「毎日、腕立て伏せやったかいがあったね!」 とするべきなんです。

これは子供の向上心に大きく影響を及ぼします。

能力をほめると挑戦しなくなる

その後、子供が悪い成績をとったとしましょう。努力を褒められた子供は次の勉強に取り組む時、

「もっと勉強をしなきゃ」「復習の時間を増やそう!」

と努力することが大切だと考え、自分の努力不足に反省をして勉強するようになります。しかし能力を褒められた子供は、

「高い点が取れなかったらどうしよう」「僕には能力がないんだ、、、」

と能力がないとだめだと考えて、自分に自信をなくして勉強をしなくなるのです。

すでに学力が高いから自尊心が高い

ちなみに、褒めれば伸びると考える人は子供の成績が特に伸びていなくても能力を褒めることがあります。でもこれは逆効果なんです。

一般に、学力が高くなるにつれて子供は自分に自信を持ち、結果的に自尊心が高くなっています。なので学力が伸びていないのに褒めることで自尊心だけが高くなっても意味はないんです。むしろ、プライドだけが高まり、さらに挑戦することを恐れます。

学力が原因で自尊心は高くなります。過程を褒めることで正しい成長を助けてあげましょう。

以上、その褒め方、あっていますか…という内容でした!

あとがき

過程を褒めることはこどもの将来の成長を考える上では重要ということでした。でも、僕が子供のとき、水泳の検定に合格したことをお母さんに褒めてもらってすごくうれしかったのを覚えています。

全て過程から褒めるんじゃなくて、本当に頑張ったときには能力自体もたまには褒めてあげるのが一番なんじゃないかなと思ったりもしています。

大学で学ぶ教育法が絶対ではないなと実感させられる毎日ですが、そこが教育の面白いところだなと感じます。

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Comments

  1. […] まず、ご褒美はインプットしたことに対して与えるのが非常に有効です。例えば毎日一時間算数の勉強をしたこと、毎日塾に休まず行ったことなど努力した過程に与えるのが大切です。(これは褒めるときも一緒です、詳しくはその褒め方、あっています&#12…を見てみてください) […]

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