前回の記事はしたからどうぞ↓
アメリカについてから1週間色々準備し、ルームメイトと話したりする中で英語の感覚を染み込ませていました。まあ、1週間で英語力に何も変化はありません笑
とはいえ、準備不足ながらもシンシナティ大学で授業が始まりました。
やばいやばいやばい!初めてのアメリカ人と受ける現地の授業。僕は機械航空宇宙系の学科なので、Mechanical Engineeringの授業を4つとってました。日本語で受けるのでも難しいのに英語なんて。。。。
アメリカの授業の取り方は日本の大学とは結構違い、科目数だけを見るととても少なそうに見えますが、週に3回あったりします。1日に1時間を週3回でその授業は3単位みたいな感じです。
僕を例で挙げると、月水金に1時間ずつある授業を2つ、火木に90分ある授業を2つ取ってました。これに加えて、英語が上手くなりたかったので、ESLのクラスを余分に取りました。なので全部で15単位を最初の学期に選択。
授業数自体は5つしかないのでテスト期間の時はとても楽になりますが、ゆうて授業準備とかで平日はとても忙しい。。。
僕のとった授業をあげておきます!(なんかの参考になれば幸いです)
・Physics II (本当にただの物理)
・Manufacturing (製造の機械についてや、材料について)
・Engineer Design (NXというCADソフトを用いて色々作成する)
・Signal/System/control (フーリエ変換とかそこら辺の分野です)
こんな感じです。
さてさて、初日大学に行きまして、何食わぬ顔をしてネイティブのクラスに混ざります。僕の大学の教室は下の写真のような、弧を描いている机が段々に配置されています。
教室に入ったはいいものの、どこに座ればいいかわからない。。なんかみんなお互い知り合いでぺちゃくちゃしゃべってるし、誰にも聞けない。とりあえず、前すぎず後ろすぎない感じのところに着席しました。
筆箱を出して、ノートを準備して色々やっていると、白髪のおじいちゃん教授が入ってきて、授業が始まりました。まあ、日本もアメリカも初日の授業をオリエンテーションなので、軽いお話を交えつつ授業の詳細を話すという感じの雰囲気でした。
しかし、なんということでしょう。英語を聞き取るだけなのにめちゃくちゃ疲れる。。。日本語だったら聞く情報を取捨選択して聞くことができるので、全く疲れることはありませんが、英語だと一言でも聞き逃したらわからなくなってしまうので、全集中ですよ。でもその集中力は長く続くわけもなく段々何を言っているかわからなくなってくる;; 一番きついのが、教授が言ったジョークが自分だけ聞き取れていない状態笑。まあ、誰でも初日はこんなもんだよね。
宿題など、成績に関わる話だけは本当に真剣に聞いてました。初日の英語不足で成績落としたくないからね:) まあ、人間くらいつけばなんでもできるということがわかりました笑。
授業を受ける上でこの上なく必要な存在は友達。わからないところを補いあったり、授業に行けなかった時にノートを見せてもらったり、出席を代替えしてもらったり。。。
日本でもよく感じることではあるが、現地の人たちは留学生が来たからと言ってわざわざ話しかけに行って一緒に授業を受けたりしないだろう。僕の大学でも留学生が同じ授業を受けていたことがあったが、彼はいつも一人で授業を受けていた。とにかく現地の友達を捕まえるには、相当のコミュ力と度胸が必要なのだ。
僕は幸運なことに物理の授業で一緒に受ける友達を作ることができた。たまたま隣に座ったアメリカ人の子と教授に出された問題について議論することになり、それからなんだかんだでいつも隣に座るようになった。本当にガチャでSSRを当てたような気分だったのを覚えている笑。座るところを間違えていたら絶対にしゃべっていなかったし、その子がとても優しくてよかった。
しか〜し、友達ができたからといって授業内容をそのこと議論するのはとっても大変だった。なぜなら、物理の問題の解き方を英語で話し合うって正直めちゃくちゃむずかしんだよね。
「ここからボールが射出されて、ここの角度がこうで、初速度がこんだけだから、この公式を使って答えはこうなる」とか、数式や公式の名前も英語言えない当初は答えがわかっていても説明できない!!ってなります。スラスラ自分の答えを説明できるようになるまで2、3ヶ月かかった気がします。とにかくボキャブラリーが不足しすぎていて本当に友達を困らせてしまいました。それでもいつも一緒に授業を受けてくれたその子には本当に感謝です。ありがとう!!
#3はここらへんでおしまいです。次の記事も見てね!!
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