いきなりの文に驚かせてしまったらごめんなさい。しかし、これはかなり本質をついているんです!どうして周りの五人の平均があなたになるのか、そしてこれを活かして成長するためのヒントについておはなししますね。
たとえば皆さんの友達に賭博が大好きな子がいたとしましょう。ある日、その友人との仕事帰り「一緒にボートレースをしに行かないか?」と誘われたとします。友人の誘いであれば、と軽い気持ちで始めたボートレースが、意外と楽しくて気づけば立派な趣味になるかもしれません。
では今度は友達に読書好きの子がいたとしましょう。その子の趣味の読書の話を毎日きいていたら、あなたも読んでみたいと思い、本屋に立ち寄って読書を始めるかもしれません。
このようにして人は、友人というきっかけを通じて、何かしらの出来事に触れる機会が発生するのです。自分一人では決して知りえない世界にあなたを連れて行ってくれるのは身近な友人なんですね。
明日までにやらなきゃいけない宿題があったとき、周りの友達がみんなテキトーにやってたから安心してテキトーに取り組んでしまった。こんな経験ありませんか? 本来ならしっかりやらなくてはいけない宿題が、周りの友達の影響によってテキトーにやっても問題ないと感じてしまうのです。
不良集団を外からみると間違ったことをしているなと感じますが、本人たちは何ら「普通」のことだと感じています。周りの友人が自分の基準を大きく左右してしまうのが原因なのです。
この友人の影響をうまく活かすにはどうしたらいいでしょうか。それは友達を選ぶことが大切なのかなと思います。
いつもお酒ばかり飲んで、つまらなそうな人生を歩んでいる人。何かに熱中していたり、たくさんの趣味や経験をしてきた人。同じ友達でも受ける影響は月とすっぽんです。
もちろん友達を利害関係だけで切ったりするのは絶対だめです。仲良くなったということはあなたにとって相性がよかったり、なにかしらの時間を共にしてきたはずです。そんな友達も当然大切にしてほしいです。あなたにとって貴重な存在です。
でも、今あなたの友達を思い返したとき、周りに何も切磋琢磨していない人が多いとしたら、それはあなたの自己成長を阻害しているかもしれません。
ちなみに人間がよくかかわる友達の平均は5人といわれていますこの五人のうち、一人や二人はお互いに触発しあえる友達がいるのもいいアクセントになると思いますよ。
以上、仲良し五人の平均があなたです…という話題でした!
私のお話をします。私はラーメンをめぐるのが好きで、ダンスが趣味です。今は英語の勉強を頑張っています。
この三つの特徴、思い返してみるとすべて友人からの影響でした。ラーメンが好きな友達に名古屋のラーメンに連れていかれるうちにラーメンにドはまりしたり、まったく興味がなかったのに友達が行きたがったダンスサークルに付き合ったらダンスに夢中になり、今は近くに住む友人に英語を頑張りたいといわれて、しぶしぶ英語をやっています。
高校まで何かに熱中することがほとんどなく、無難にこなしていただけの私でしたが、ダンスがほんとに楽しくて毎日が充実しています。熱中する趣味を得る”機会”を見つけてくれたあの時の友人に感謝の気持ちでいっぱいです。
いやいや始めた英語学習も気づけば海外でなんとか生活できるレベルまで成長しました。これも友人に英語をやらないとまずいという”基準”に変えてもらったおかげです。
類は友を呼ぶといますね。自分がなりたい類があるならその類を持つ人に飛び込んでしまえばよいんです。朱に交われば赤くなるんですから。
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