今日はコーチングスキルのお話です!
コーチングって何???と思った方。教育に携わる者として必須の知識ですよ!笑
以前の記事でご紹介しているので是非見ていただけると嬉しいです!
さて、今日は宿題をやれない子に対してのアプローチについて考えてみようと思います。宿題をやれずに親にやりなさいと怒られている姿がよく浮かんできます。しかし、怒鳴っても子供は宿題をやってくれるようにはなりません。
コーチングを使った宿題を取り組むノウハウについて説明します!
子供が宿題をやれない理由を考えたことはありますか?本人にとって宿題をやれずに違うことをしてしまう原因が必ず存在します。それは環境かもしれないし、本人の性格かもしれません。いずれにしろ怒る前に考えてみることで問題解決につなげましょう。
子供の宿題が出来ない理由がある程度思いついたらそれらを実際に伝えてみましょう!自分の中で闇雲に抱え込むより、子供と共有することで本当の解決方法に近づくからです!
また、本人にとっても宿題をやる理由を自らが考え、原因に気づくきっかけになります。
みなさんYouメッセージとIメッセージはご存じですか???実は要望や要求を人に伝える方法は二つあります。それがYouメッセージとIメッセージです。
例えば「勉強を邪魔する誘惑が多いからゲームをする時間は一日30分までで」という言い方はYouメッセージです。
これには「あなたは、ゲームをする時間は一日30分までにしなさい」という
あなたが○○しなさいという意味が込められています。 すごく命令的ですね。実は人間は命令をされると反発したくなる心理があるため、この言い方では伝わりにくいです。
そこで今の文章に少し付け足して言ってみましょう!
「ゲームをする時間は一日30分までにしてくれると、ママすごく嬉しいな。」
どうでしょうか。先ほどより気持ちよく動いてくれそうな気がしませんか???
こんな感じで自分の感情を入れ込んでお願いするのがIメッセージです。
「今勉強机が汚くて勉強できそうにないね。○○君が机をきれいにしたら、すごく安心するなぁ」
「先に宿題をしてから遊んでくれたら、すごく助かるんだけど?」
命令されてやるわけではないので、自分の意志で動いてくれる可能性が高いです。(まさにコーチングの本質です)是非Iメッセージを使いこなしましょう!
今までの経緯をへて、ついに宿題をやってきました!さて、このときなんて褒めたらいいでしょうか?
一番注意したいのが「すごいじゃん!」と褒めることです。それでは宿題をすることが特別なこと、頑張ったこと(確かに頑張っているんですが)と感じてしまい、次以降また宿題をしなくなる可能性があります。
そこで「やっぱり出来たね」「出来ると分かっていたよ」と褒めてあげましょう!
宿題はやって当然のことです。宿題は継続して取り組むことが基本であることをしみこませるためにやって当然というスタンスで褒めてあげます。
教師期待効果という心理があって、教師(今回は親)が期待をし、それを子供に伝えた分だけ子供は成績が伸びるというものがあります。(詳細は割愛します)
今回の例であれば、子供に「宿題ができることを期待をしていた」ことを伝える事で本人は今後も宿題を取り組み続けやすくなります。(期待されていることが本人のやる気に大きく左右されるからです。)
いかがでしたか??? 子供が宿題をやらないなぁと感じた時に是非使ってみてくださいね!
以上、宿題をやるようにさせるコツ…という話題でした!
子供が宿題をやるようになる方法をコーチングを使ってご紹介しました!
Hoicosではホイプレといって短い時間でプレゼンテーションを生徒にしてもらうのですが、その前の授業でワークシートを配り、発表の準備を宿題にしています。
しかし、なかなか宿題をやってこない事が多く、「ちゃんとやってきてね!」と念押しをしても「忘れちゃった~」と言われかなり頭を悩ませました。
怒鳴る事はなるべくしたくないので、他にいい方法はないかなぁと考えていたのですが、コーチングが今回も解決策となったわけです。
今後はHoicosのみならず、いろんな場面でこの方法を使ってみたいなぁとわくわくしています。(習った事は即実践したい派の人間なので笑)
とか言いつつも実はもう使っていました。冒頭のコーチング記事を読むことのお願いの文章、覚えていますか???
「以前の記事でご紹介しているので是非見ていただけると嬉しいです!」
え?記事見てくれなかったんですか…笑
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