非認知能力という言葉をご存じですか。非認知能力とは簡単に言うと「やり抜く力」だったり「自制心」といった数字に表せないですが、社会で生き抜くために必要な能力のことです。
近年、この非認知的能力を高めれるような教育が重視されてきています。なぜ、この能力が大切なのでしょうか。またどうやってトレーニングをするべきなのかについて今回お話します。
ちなみに認知能力とは算数のテストの結果、IQといった数値的に評価される能力のことです。(今までの学校で重視してきた成績です)
この力が重要な理由は一つです。それは生涯かけて使う能力だからです。
たとえば小学校で習った歴史や、中学校で習う数学はその道を極めたり、関連した職に就かなければ大抵の人には役に立たない力ですね。しかし、非認知能力は勉強はもちろん、中、高、大学生を終えたその後でも死ぬまで必要な力なんです。たとえば非認知的能力の一つ、「やり抜く力」は仕事をうまくこなせるかといった社会人必須の能力です。その他にもいろいろな場面で活用が想定されますね。
ではどのようにしてこの非認知的能力を高めれば良いでしょうか。
部活や課外活動は認知的能力を高める上で非常に有効です。部活や課外活動(水泳、サッカー、書道、ピアノなど)は毎日の練習や厳しいルール、上下関係といった社会人になってから経験するような出来事が目白押しにあります。そこで培われる自制心や協調性、苦しくても最後までやり抜く力は学校で勉強をしているだけでは身につきません。
中学生になると、勉強をする時間を確保するために部活や課外活動をやめる子が増えてきます。しかし、これは一時的な成績は上がるかもしれませんが、非認知的能力を高める絶好の機会をのがしてしまうためおすすめできません。
小学校低学年、もしくはそれ以前の子供をお持ちの方は保育によってこの能力を高めていきたいです。前に書いた僕の記事(赤ちゃんは受け身???)に幼児に対してどのように主体的な学びが出来るようにすべきかについての内容があります。
幼児が主体的に自ら学ぶことで問題解決能力だったり、協調性といった非認知的能力を養うことが出来ます。
そうです、我らのプログラミングも力を発揮しますよ! プログラミングを勉強することで、道筋を立てる思考力や問題に対して対応する問題解決能力といった非認知的能力を高めることが期待されます。
プログラミング、いいことづくしですね。ほんとにやらないともったいないなぁ。
いかかでしたか??? 非認知的能力の存在、高め方について少しでも学んでいただけたらとても嬉しいです!!!
以上、勉強より大事な力???…という話題でした!
今回は将来必須の力である、非認知的能力についてのお話でした。
非認知的能力という言葉は知らなくても、なんとなく直感的にこの力のことは理解されている方がほとんどではないでしょうか。学校や受験勉強で必死に勉強したことが将来役に立つのかという疑問は誰しもが持つことです。
私自身、高校生の頃に頭の片隅にいつもよぎっていました。「今必死になって勉強した数学や古文は将来使えないのになぁ」と。
しかし、文部科学省も何も考えていないわけではありません。教育制度が日本に始まってから勉強科目が国語、算数、理科、社会とおおむね変わらないのにはちゃんと理由があります。
それは4科目の勉強にはやはり意味があるからです。根拠があるから小学生はこの4科目は常にメインとして勉強しているんです。
これについてはまた今度の記事で話したいと思います。高校生の頃の僕のように、どうして意味のなさそうなことを勉強するのかわからない人は是非見て欲しいと思います!!!
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