「発明」と聞いて何を思い浮かべますか?
多くの人は発明王と呼ばれるトーマス・エジソンやその発明品の白熱電球を思い浮かべるかもしれません。
発明とは
今までなかったものを新たに考え出すこと。特に、新しい器具・機械・装置、また技術・方法などを考案すること。(goo辞書)
日本の三大発明は「二股ソケット」「ゴム足袋(たび)」「亀の子たわし」の3つです。
パナソニック(当時:松下電器具製作所)の創業者、松下幸之助の発明です。
大正時代までは家庭内の電気の供給口は電灯用ソケット1つしかありませんでした。
そのため、電灯をつけていながら電化製品を同時に使うことはできませんでした。
すごく不便ですね。これを解決したのがこの二股ソケットです。
当時の人々にとってはすごく革新的な発明だったに違いありません。
なお、松下の発売以前にアメリカで販売が開始されていたり、日本でもその模倣品があったと言われています。
松下幸之助はその既に出回っていたものを改良したというのが正しいようです。
ブリジストンの創業者、石橋正二郎の兄である石橋徳次郎の発明です。
靴の底にゴムをつけ、足の指が親指と残りの指の二つに分かれている作業労働用の足袋です。
足の爪先に力が入りやすい他、滑りにくいため作業時に重宝されます。
なお、明治時代にゴムが輸入され始め足袋に縫いつけたものはありましたが、ゴムを縫い付けるコストや手間が非常にかかっており、その悩みを解決したのが石橋徳次郎です。
西尾商店の西尾正左衛門が発明した靴拭きマットが原型とされています。
西尾商店は100年をこえる歴史をもつ企業です。
亀の子束子の素材はヤシの実で、なかでもスリランカ海岸で多く繁茂するココナッツ椰子が使われています。
ーーーどうして亀の子たわしなのか
と思った方、それはたわしが亀に似ていると思ったからだそうです。(本当に)
日本の三大発明は以上です。
他にも「食品の三大発明」や「世界の三大発明」などもあります。
食品の三大発明にカニカマが入っているのが少し驚きでしょうか。
実はかまぼこと何ら変わらないカニカマですが、繊維状にすることでカニを食べている気分になりますよね。
今では海外でも大人気でヨーロッパの方では多く食べられているそうです。
世界の三大発明については少し難しいので機会があれば詳しく紹介します!
これからも新たな発明はたくさん出てくるでしょう。
みなさんが今から画期的な発明をすれば令和の発明家!なんて呼ばれたりして…
人々の生活を豊かにする発明。
思いつくきっかけは意外と身近なところにあったりするものです。
以上!日本の三大発明についての記事でした。
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