スマホを中心に現代は画面に囲まれて生活をします。忙しいお母さんはこどもにもテレビを見せたり、スマホを渡して遊ばせたりすることもよくある光景です。しかし、子供の安全は守れても、子供の目は守れていないかもしれません。
ブルーライトという言葉をご存じですか?最近、眼鏡などでこのブルーライトをカットする商品などがでてきて、言葉自体はききなれているかもしれませんね。このブルーライトが子供の目をむしばみ、すこやかな成長を阻害してしまいます。
どうしてブルーライトが目に良くないのか、どうすればよいのかについて一緒に学んでいきましょう。
ブルーライトとは可視光線(人間がみることができる光)の中で最もエネルギーが強く、水晶体や角膜で吸収されずに網膜まで届く青色の光のことです。
目に入ってきた光は、本来角膜や水晶体がなどが吸収することで直接網膜に届くのを防ぎます。しかし、ブルーライトは波長が短いため、エネルギーが強く、吸収されずに網膜にダメージを与えてしまうのです。
そしてこのブルーライト、パソコンやスマホといった画面から一定量放出されています…..
人間は目に入ってくる光の量で朝と夜を判断し体に命令をします。光が少ないときは夜だと考え、メラトニンというホルモンを分泌します。メラトニンが分泌されることで人間は眠気を感じるようになります。一方、目に入る光が多くなると、今度は朝だと考え、メラトニンの分泌を抑えます。
この仕組みをぐちゃぐちゃにしてしまうのがブルーライトなのです。ブルーライトは網膜まで達するため、脳が光が来たと考え、メラトニンの分泌を抑えてしまいます。なので夜なのに眠くなくなってしまい、睡眠の質を下げたり、リズムが崩れてしまいます。
夜遅くまでテレビを見ていると、眠いはずなのに眠れなくなる経験はブルーライトが関係していたんです。
ブルーライトは波長が短いので波が乱れやすいです。そのため乱れた分ピントを合わせるために目の筋肉(瞳孔)がよくつかわれます。これにより、目は疲れやすくなります。
眼精疲労は目の痛みのみならず、頭痛、肩こりなど様々な症状引き起こすため、注意したいところです。
ブルーライトの仕組みと危険性が分かったところで対策について考えます。ズバリ、ブルーライトカットを謳っている商品を使うべきです!
例えばPCやスマホにブルーライトをカットするフィルムを付けたり、画面作業をするときは、ブルーライトカットの眼鏡をかけることもおすすめです。最近のPC眼鏡はレンズが黄色でなくてもブルーライトをカットするものが登場してきています。レンズ越しでも、裸眼と変わりなく使えるためテレビやゲームをするときにも使えます。
テレビやゲームなどはもちろん、プログラミングでも活躍している目をぜひ労わってあげてください。今日から始めるだけでも全然変わってきます。
以上、お子さんの目まで守れていますか…という話題でした!
ブルーライトの仕組みと危険性についてのお話でした。こんな話をした私ですが、つい最近まで目の管理を怠っていました。
僕は上半期の授業がすべてオンラインでした。普段は教室に行って授業を受けるはずが、すべて画面上になり、普段以上に画面を見る時間が増えました。課題はwordというオンラインツールを使って提出するため、常にブルーライトを浴びていた状態です。
そんな生活を数か月続けた結果、アルバイトの友達にすごい目が疲れてるねといわれ、病院に行ってみると自分が眼精疲労であることに気づきました。情けない話です…
文部科学省が新しく発表した指導要領により、授業の電子化は進んでいます。さらに、コロナウィルスを受け、オンラインでの授業なども注目されています。
世の中が電子化で便利になった分、子供たちは画面との向き合いかたを考えていく必要があります。小さいころの目の使い方が大人になってからも大きく響きます。生まれてから死ぬまで一生使い続ける僕たちの目の話、目を丸くして読んでくれたらうれしいです。
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