今日はコーチングスキルを紹介していこうと思います!
コーチングって???という方は下の記事を先に読んでください!コーチングについての説明、なぜぼくがコーチングを大事にしているかという内容です。
では早速まいりましょう!
今日のテーマは沈黙を恐れないです!これはコーチングをする側の人間に持って欲しいマインドです。
相手と対話をしているとき、沈黙になったとしても恐れずに相手の発信を待ちます。
例えば息子との会話をしているとき、沈黙の時間が訪れたとします。こんなときスグに何か新しい話題だったり、話を続けようとしてはいませんか?
これは子供の成長を妨げる恐れがあります。どうしてでしょうか。
何か話が続くとき、人は頭の中で整理をする時間が必要です。沈黙が発生したとき、頭の中で様々なことを思考しています。沈黙は子供が今までの情報を整理したり、たくさんのことを考えるとても有意義な時間なのです!
もしこの沈黙を遮ってさらに話をしてしまうと今までの情報を整理できないまま情報の供給多寡になってしまい、頭の中がパンクしてしまいます。
とりわけ子供との対話の場合、大人と違い脳が発達段階にあるので、一度に考えることが出来る量や情報の処理能力が少ないです。なので彼らにとっての休憩時間、沈黙は必須の時間なんです。
沈黙であるということはどちらが話を切り出しても良いということです。すなわち沈黙の時間をつかって張り巡らされた素敵な思考をクライアントが発信するチャンスです。
コーチングによって気づきを引き出したい相手のことをクライアントと呼びます。例えば先生がコーチングをする人で生徒がクライアントというかんじです。
自分で整理して考えついた思考を自ら発信する経験はクライアントの主体性を育むことにつながります。幼少期、幼児期は主体性を育むことが非常に肝要で、こういった発信体験を積むことが必要です。(詳しくは赤ちゃんは受け身???をご覧ください。)
いかがでしたか、沈黙を恐れていた方には意外だったかもしれませんね。
沈黙は重要なアクセントです。普段の会話から意識してみると子供の成長に大きくつながると思います!
以上、沈黙を恐れない…という話題でした!
今回は沈黙をうまく使うというコーチングの一つを紹介しました。クライアントが息子のようにある程度信頼関係がある場合、特に働きかけなしに自ら話してくれるかもしれません。しかし、生徒のようなまだ信頼が構築されていない場合、さらに工夫が必要です。
それは沈黙を歓迎することです。クライアントが何か話そうと考えているとき、つまらなそうな顔やそぶりをしていたら、不信感や焦燥感にさらされてしまい、沈黙を怖がるきっかけになります。
沈黙の時間に「いくらでも待ってあげるから、自分の言葉で言ってごらん」と心の中で思いながら笑顔で待つことで、子供は気兼ねなく情報を整理したり、自分の考えを発信出来ます。
そして、クライアントが話し終わったとき、「今、沈黙の時間がしばらく続いたけどどんなことを考えてたの?」と質問してあげるとさらに効果的です。
そのときに話したかったことや、張り巡らした思考をたくさんアウトプットすることが出来るはずです。
コーチングは自らが気づくことのお手伝いです。無理して話す必要はないということですね。沈黙の価値、再度実感させられました。
沈黙は金、雄弁は銀なり。
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