2020年も残すとこあと数日。
12月の終わりといえば”アレ”がありますよね。
街はキラキラのイルミネーション、お店は赤と緑に彩られ、、、
そう!クリスマス!!!です。
サンタクロースが来るのを楽しみにしているお子さんがいるご家庭もあるかと思います。
さて、このクリスマス。
「なんで”クリスマス”って名前なの?」
「なんでクリスマスといえば赤と緑色なの?」
と子どもに尋ねられたら答えられますか?
今回は知ってるようで知らないクリスマスについてのお話です!
十二月二十五日は、イエス・キリストの誕生を祝う降誕祭です。この日をお祝いする習慣が日本に入ってきたのは明治時代以降で、今では楽しいイベントの一つとして定着しています。(子どもに教える今日はどんな日? 髙橋司 PHP研究所 P.109より)
ちなみに、稀に見かける「Xmas」という書き方はギリシャ語に由来します。新約聖書のほとんどはギリシャ語で書かれているためこのような書き方が見られますが「Christ=X」というのはおかしいのでは?という意見から最近ではあまり見かけなくなりました。
12月25日にクリスマスが祝われるようになったのは4世紀頃だと言われています。
かと言ってキリストが生まれた日が12月25日かはわかっていません。
キリストの誕生日については聖書にも書かれていないのです。
ではどうして12月25日にキリストの誕生祭が行われるのでしょうか。
それにはこのような説があります。
かつてキリスト教が広まり始めた頃、その地域には”光”を信仰する宗教がありました。光とは太陽のことです。冬といえば夕方暗くなるのが早いですよね!太陽が出ている時間が短いのが冬です。その太陽が出ている時間が徐々に長くなっていく日、それがこの年末にあります。「冬至」です。この冬至に光の祭りを行っていた民族がいました。また、他にも作物の収穫を終えて次のシーズンに備えるために「農耕の儀式」をする民族をいました。このように、この時期に行われていた神様に祈りを捧げるお祭りや儀式をひとまとめにしてこの12月の終わり、12月25日をクリスマスにしたというのが有力な説です。
ちなみに、クリスマスツリーにモミの木が使われるのは太陽と生命のシンボルとされているからです。その理由は冬でも生き生きとしている常緑樹(年中葉をつけた木)だからです。
赤:キリストが流した血の色
緑:キリストの永遠の生命
白:キリストの純潔
いわゆる”クリスマスカラー”にはこのような意味があったんですね!
やはりクリスマスとキリストの関係は深い…!!
かつて、小アジアで貧しい子どもたちにプレゼントをして慰問したという、聖人セント・ニコラウスの名が、アメリカでキリスト教が広まるうちになまって、サンタクロースになったという説があります。
ニコラウスはとても慈悲深い人物として語り継がれています。彼がサンタクロースとされた由来として貧しい家にお金を投げ入れたというお話があります。そのお金がその家の靴下に入ったということから「クリスマスにはサンタが靴下にプレゼントを入れてくれる」という風習が生まれたのです。
いかがでしたか?毎年それとなくやってくるクリスマス。知っているようで実は知らないことがたくさんあったのではないでしょうか!由来というものには諸説がありますが周りの人に聞かれた場合にはドヤ顔で説明しちゃいましょう!(^^)
それではみなさん、素敵なクリスマスをお過ごしください。Merry Christmas!
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