前回、お金について子どもに教える際におこづかいが有効だと書きました。おこづかいをあげるなら必ずおこづかい帳を付けさせましょう!今回はおこづかい帳をつけるメリットとその記入事項をお話しします。
おこづかい帳は子どもが金銭感覚を身につけるのに非常に有効な手段です。いま自分はいくら持っているか、何なら買うことができるか、来月いくらもらえるから欲しいものに手が届く、など子どもがお金について考えるようになります。おこづかい帳は家計簿や会社の会計処理の第一歩とも言えます。やはり金銭感覚は大人になる上で身につけておかなければなりません。
今まで欲しい欲しいとねだっていてもおこづかい制となればそうはいきません。値段を見てそのモノの価値を知り、手に入れるのに必要なプロセスについて考えることとなります。手に入れるのに必要なお金の計算におこづかい帳は非常に役に立ちます。また、欲しいものが手に入らない時、過去の自分の行動を振り返ることで次につながります。どういう行動を取れば自分の思い通りに行くか、筋道を立てて物事を考えられる人になります。
おこづかい帳には以下の項目を書きましょう。
・日付
・もらった金額
・使った金額
・残額
・ことがら
もらった金額や使った金額をメモすることによって残高を算出します。これを繰り返すことによって普段からお金の動きを意識することができます。また、「ことがら」として何でお金をもらったか、何にお金を使ったかを記入することによって自分のお金の使い方を振り返ることができます。
おこづかい帳は100円ショップで購入できたり、無料でテンプレートが公開されているので初めての方はそちらから選ぶのがおすすめです。
実はこの「おこづかい帳」というものは “続かない” という悩みがつきものです。次回はこのおこづかい帳を続けさせるコツを紹介します!
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