【学生起業家】Hoicos愛用のプログラミング言語｜プログラミング教室で使っている言語の紹介

scratchについてご説明します！

Hoicosプログラミング教室では、スクラッチ（scratch)という言語を使って授業をしています。（Hoicosのカリキュラム紹介はこちらhttps://www.hoicosschool.com/curriculum/）

Hoicosのブログでも、スクラッチを使ったゲームやプログラムを紹介しているので、聞きなじみがあるかもしれませんが、一度スクラッチについて勉強しましょう。

今回はスクラッチとはどんな特徴のある言語なのであるのか、なぜ僕たちはこの言語を使っているのかについてお話しますね。

• スクラッチとは
• スクラッチが小学生には最適なワケ
  • 複雑な文字を覚えなくていい
  • 「簡単に楽しく学ぶこと」を重視して開発された
• スクラッチを始めよう!

スクラッチとは

スクラッチとはマサチューセッツ工科大学というとても有名な海外な大学で開発されたプログラミング言語の一つです。

ここで、前提としてプログラミングとは何かしらのプログラミング言語を使ってコンピュータに命令を記述するということを確認しておきます。

例えばＨTMLというプログラミング言語を使ってコンピュータに指示を出すことで、ＨＰは作られます。（ＨＰの文字はすべてプログラミングでできています）

この中でもスクラッチはビジュアルプログラミングソフトの分類に位置します。

ビジュアルプログラミングソフトとは視覚的にわかりやすい言語ということです。下の例を見てください。

まず、上の画像のように似た動きをするブロックは色が同じになっています。また、難しい言語ではなく、日本語が使われているので、初心者でもプログラム（命令の並び）をみたらすぐに意味が分かります！

上の動画では「10歩動かす」ブロックを選んで、クリックすると、右上の猫ちゃんがすぐに動きました。さらに「こんにちはと2秒言う」ブロックを組み合わせてクリックすると猫ちゃんが動きながらこんにちはといいましたね。

色分けされたブロックが日本語で組み合わさり、すぐ命令の結果が分かるので視覚的にわかりやすいんです！これがビジュアルプログラミングソフトであるスクラッチの特徴です！

スクラッチが小学生に最適なワケ

複雑な文字を覚えなくていい

皆さんがイメージするプログラミングは難しい英語や記号がたくさんあって何が書いてあるか読めない．．．というイメージだと思います。しかし、スクラッチはすべて日本語で書かれています！

プログラムを日本語で書くので、これがどのプログラムなのかが一目瞭然です！まだ、アルファベットも難しい小学生にとって優しい言葉で書かれたスクラッチはプログラミング学習に最適なツールなんです。

ちなみに、すべてひらがなのみで表記するモードもあります。やろうとおもえば小学1年生から始めることができます！（Hoicosでは小学1年生の生徒がいます！）

「簡単に楽しく学ぶこと」を重視して開発された

スクラッチは子供が楽しく学習できるような工夫がたくさん施されています。背景やグラフィック、BGMや効果音などといったマルチメディアな機能がそろっており、気軽にアニメーションやゲームが作れます。さらにスプライトというキャラクターや道具を選んでしゃべらせたり、動かしたりしてプログラミングの楽しさを知ることができるんです！

さらにプログラムの作り方は、ブロックを引っ張ってきてパズルのようにはめるだけ。ブロックは機能ごとに色分けされているので初めて触る小学生でもスグにわかるようになるんです！

ブロックを感覚的に視覚的に操作するだけで簡単にプログラムができるのも小学生にお勧めしたい理由です！

ちなみにHoicosでは「楽しく学ぶ」ことをモットーにしているので（記事「楽しく学ぶ」僕たちのモットーも良かったら見てみてください）そこもスクラッチの理念と一致していますね。

スクラッチを始めよう！

スクラッチは実は無料で使うことができます。ここを押すとスクラッチのホーム画面に行きます。

あとは画面上の作るを押せば、プログラムをつくるところに飛び、準備はおっけい！早速スクラッチを始めましょう！

もしなにからつくっていいかわからない人は、僕たちのブログのスクラッチのタグにゲームを作る記事があるので是非挑戦してみてくださいね。スタッフが面白いゲームをたくさん紹介していますよ。

以上、Hoicos愛用のプログラミング言語…という話題でした！

あとがき

Hoicosプログラミング教室で使っている言語、スクラッチに関してのお話でした。実は、スクラッチを使用している理由はもう一つあります。それはスクラッチが最も小学校の授業で扱われる可能性が高いプログラミング言語だからです。

文部科学省は新しい学習指導要領でプログラミングの授業の導入例として算数にスクラッチを使って教えるというものを提示していました。

名古屋市のある小学校ではすでにスクラッチを使った授業も始まっています。Hoicosプログラミング教室の生徒が学校のみんなよりスクラッチの操作に長けていたことを自慢してくれました笑

自分の学んだことが少しでも学校だったりで認められる機会を増やして欲しいという願いもあってスクラッチを僕たちは選びました。

スクラッチは国から認められるほど学習効果の高い、優秀な言語です。遅かれ早かれ身近なものになっていくでしょう。一度どんなものかだけでも知っておくだけでも大きな一歩になると確信しています。