今回は丸鋸という工具を使いやすくするための小道具を作ります。その名も丸鋸(まるのこ)レール!
丸鋸は使い方を誤れば指がなくなってしまうくらい危ない工具です。また、工具が強力すぎてなかなか真っ直ぐ木材を切ることができません。(道具が重いから大変。。)そこで、丸鋸レールを作って真っ直ぐ木材を切ることを簡単にします。今後の工作で大活躍すること間違いなしの一品です。
昔買って余っていたファルカタ合板を使用しました。とても軽くて加工がしやすく曲がりにくいので丸鋸レールを作るのにはうってつけだと思います。値段も安いよ!
他には2×4材の切れ端と、アングル900mmを使用しました。アングルは木材で代用しても構いません。あと、アセンブリするためのネジを用意します。
今回は設計図を作らずに作り始めたので、途中で色々失敗をしました。それもかねて紹介します。
まず、最初にアングルの長さに合わせてカットします。アングルが900mmだったので900mmに合わせます。
次に一つの辺から100mm強だけ離してアングルを固定します。これは丸鋸がアングルに触れる部分から刃物までちょうど100mmだからです。
一度このアングルにそって丸鋸を動かしてきっちり100mmにしていきます。
次にファルカタ合板をちょっとおしゃれに切ります。下のようにちょっと斜めにカットしてみました。
今つけているアングルはL字のものですが、使ってみて一つ問題点がありました。分厚いものを切ろうとして刃をたくさん出そうとするとL字部分に丸鋸本体がぶつかり切れなくなってしまったのです。
これだととっても困ります。ですから、普通の平たいアングルに変えようと思います。
これで分厚い木材も切れるようになりました。
2×4材を丸鋸とトリマーを使って取手に加工します。まず、下の大きさに丸鋸を使って切り出します。
次にもう一度丸鋸を使ってある程度下の部分を残して切り込みをたくさん入れます。
今度はカンナ(マイナスドライバーでもいいです)を使ってバキバキに切り込んだ木材部分をとります。
この状態では木材の段差がたくさんあり汚いので、トリマーを使って平面にしていきます。
取手の部分ですから角があると痛いですね。やすりを使って角を丸めます。
完成した取手がこちら!なかなかいい出来栄えではないでしょうか。
材料が動かないようにクランプで止めてネジでしっかり固定します。
こんな感じに取り付けができ、完成です!
適当な端材に真っ直ぐな線をつけて切ってみました。ご覧の通り丸鋸レールにそって木材が真っ二つです。こりゃ便利!最高です
材料さえ揃えば20分ですぐに作ることができます。実際これをつくっった後では丸鋸加工の精度が格段に上がりました。目測で真っ直ぐ切ろうと思っても曲がってしまって誤差が生じうまく作れません。丸鋸レールはあるだけでそんな悩みを解決してくれます。
取手を作る工程が少し面倒かもしれませんが、取手は既製品が売っていますのでそちらを取り付けてもいいと思います。
これからもどんどんDIYの記事を紹介するので是非ご覧くださいね!
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