Hoicos Blog

Author: あぼかど

小さい頃からDIYをしよう

Hoicosロボット教室

小さい頃から既製品に頼らず自分の手で物を生み出す力を育てよう
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みなさんDIYという言葉をどれくらい知っていますでしょうか。プログラミング教室の体験授業の時に「私の趣味はDIYです」と言うとポカンとされてしまうのが毎回悲しいです。

DIYは英語で”DO IT YOURSELF”の略です。日本語に直すと、「自分自身でやれ」と言う意味になりますが自分で何かを作ったり直したりすることを指します。

もっとわかりやすい日本語だと「日曜大工」と言ったりもします。

今回はDIYを小さい頃からやる理由と面白さについてご紹介いたします。この記事を読み終わるころには何か作りたくてたまらなくなっているでしょう。

小さい頃からDIYをやる理由

手先が器用になる

私自身小さい頃から家で何かが壊れた時、親に直しなさいと言われ渋々色々なものを直した記憶があります。(注:壊したのは私ではないです)

正直、「業者さん呼んで直してよぉ〜」と思いながらやっていましたが笑

しかし、やっていくうちに慣れてくるのかだんだん早く直せるようになるのです。やればやるほどネジや道具の使い方のコツをつかんでいき丁寧に綺麗に仕上げることができるのです。

手先の器用さは生まれつきのものではないです。小学校で「私、器用じゃないので。。。」と言っている人はただ手先を今まで使ってこなかっただけなのです。

冷静に考えてみれば手先が何もしないで器用になるはずがありません。「私、器用じゃないので。。。」って言う人は「私、今まで手先を使ってこなかったので。。。」と言っているようなものです。少し恥ずかしいですね。

でも、大丈夫!!家の修理など最初はできなくても少しずつでもいいから手伝えば器用になっていきます。

手先が器用な人はとても魅力がありますよ!

たくさんの知識を得ることができる

私が今まで作ったものは、デスクトップパソコン、机、棚、自分の部屋、自転車の色の塗り替え、デスクのランプなどなどです。

これが私が作った机です。

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作った後に色々な人に机の足が細いと言われました。これもいい経験です。

何回もホームセンターにいき、色々な物を購入し地道に作りました。とても大変でしたが、達成感はすごかったです。

ここから本題です。みなさんは机を作るとき何を意識したらいいと思いますか??

多分机を実際作ったことがない人は検討がつかないと思います。いつも使っている机ですが、いざ作るとなるとわからないことだらけです。

そこでインターネットや本を使って作り方を調べると、新しい道具や材料との出会いや、ペンキにたくさんの種類があることなど様々な知識を得ることができます。

1つのものを作るのに100の知識を得ることができるDIYはとても魅力的です。

考える力が身に付く

DIYはインターネットで調べてその通りに作れば絶対にうまくいくとは限りません。

例えば、工具が高すぎて買えなかったり、その部品がすでに販売中止になっていたり、湿気がすごくて木材が曲がってしまうなど様々な問題が生じます。

そこでマニュアル通りにならないのを何とかするために考える力が身につくのです。

私が机を作るときに苦労したのが、木材の側面に穴を空ける時でした。真っ直ぐ穴を空けないといけなかったので、治具という木材を固定する物を作りました。

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これは完全にオリジナルです。今まで作ったことがなかった治具を試行錯誤しながら作ったのをよく覚えています。

このように、DIYは何かを作るためにいくつも壁があります。それを何とかして乗り越えて完成させることができた時には相当考える力を身につけることができているのです。

海外ではDIYは普通

海外のホームセンターの売り上げは日本のホームセンターの売り上げのなんと3倍だそうです。

人口などの要因もあると思いますが、何かを自身の手で作るという感覚は海外の人の方が持ち合わせているのではないかと思います。

日本だと、新築を買った時に椅子など新品を買いがちですが、海外だと中古のものを自分の好みに合わせて改造し、長年愛用するそうです。

より多くの人がこのような考えをもち、資源ゴミをリユースすれば環境問題も少しは改善されます。新品のものを買う前にちょっと「これ自分でも作れないかな」と考えてみてはいかがでしょうか。

DIYの面白いところ

今までの内容でDIYにはたくさんのメリットがあるのだなと感じて頂けたかと思います。

ここでは私なりに考えたDIYの面白いところをいくつか紹介します。

達成感が半端ない

一番大変だったDIYは自転車の塗装の塗り替えです。

工程はこんな感じ。分解してボディーだけにする→油汚れを落とすためにボディーを洗う→塗装を落とす(3日かかった)→塗装の下地塗りをする→スプレーでペンキを塗布する→乾かす→塗布する…

とにかく2週間近くかかりました。

完成してタイヤに空気を入れて実際に走れた時は涙が出るほど嬉しかったです。嬉しすぎて友達にもいっぱい自慢しました。

大人になるにつれて小さい頃より感動できなくなっていきます。しかし、DIYだけは別です。努力して作ったものには大人になっても感動できます!

世界にひとつだけの物が作れる

これは言わずもがなですね。

この下の写真は私が作った鳥のデスクランプです。

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真鍮線をハンダでくっつけその上に和紙を貼っています

デスクランプなんて既製品なら山ほどあります。だけど自分で作ればそれは世界に1つだけのデスクランプになるのです。

自分の嗜好を取り入れることもできるし、面白い材料を取り入れることもできます。人間は唯一の物を大事にしたがるのです。

これはDIYでしかなせない技です。

最後に

私はいつの間にかものづくりが好きになっていました。絵や工作が大好きで、小学校でも中学校でも高校でも図画工作は毎回最高評価をいただいてました。何か作り始めると面白くなってしまい毎回やめれなくなってしまいます。

何を作ればいいかすぐ決められなくても、最初は周りの仕組みで何かわからない物があったら一つでもいいので調べてみるといいかもしれません。

DIYの魅力に気付けて頂けたら本当に幸せです。

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